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【2026年】Cloudflare OS(クラウドフレアOS)完全ガイド!会社のAIオペレーティングシステムを初心者向けに図解
AIエージェント·1分で読了
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この記事のまとめ

「AIエージェントって個人で使うものじゃなくて、<strong>会社全体の働き方を変えるもの</strong>なんだ……」

【2026年】Cloudflare OS(クラウドフレアOS)完全ガイド!会社のAIオペレーティングシステムを初心者向けに図解

公開日: 2026-08-06


「AIエージェントって個人で使うものじゃなくて、会社全体の働き方を変えるものなんだ……」

2026年8月6日、Cloudflareが衝撃的な発表をしました。

「Cloudflare OS(クラウドフレアOS)」 —— 会社の知識・手順・システムとAIエージェントを組み合わせ、全社員に「AIエージェントとワークスペース」を提供するオープンソースプラットフォームです。

しかもソースコードがApache 2.0ライセンスで無料公開されています。GitHubのスターは公開直後に4,300以上。開発者コミュニティが即座に反応しました。

この記事では:

  • Cloudflare OSとは何か(超わかりやすく)
  • 何ができるのか(Ask / Make / Build / Run / Share)
  • セキュリティの仕組み(Gatekeeper・ゼロアクセス)
  • どうやって導入するのか
  • 実際に社内でどう使われているのか(Cloudflare内部の実績)

を初心者向けに完全解説します。


🎯 まず結論:Cloudflare OSで何ができるのか?

Cloudflare OS = 会社専用にカスタマイズできる「AIオペレーティングシステム」です。

ブラウザ上でAIと会話すると、そのAIが会社の知識(用語・手順・ルール)を理解した上で、社内システム(GitHub・Notion・BigQueryなど)に安全にアクセスして仕事をしてくれます

できることを5つにまとめると:

  • 🔍 Ask(聞く):会社のデータを調査して質問に答える
  • 📄 Make(作る):ドキュメント・スライド・スプレッドシートを自動作成
  • 🧩 Build(開発):ライブデータに接続した業務アプリをAIが作る
  • ⚙️ Run(実行):エージェントや定型ワークフローを自動実行
  • 🤝 Share(共有):作ったアプリをチームで共有・再利用

「AIに仕事を任せたいけど、社内システムのどこに何があるか説明するのが大変……」という問題を、会社の知識をAIに事前に教え込むことで解決するのがCloudflare OSです。


🖥️ Cloudflare OSとは?まずは公式サイトを見てみよう

Cloudflare OS公式サイト(Build the AI operating system for your company)

Cloudflare OSのキャッチコピーは:

Build the AI operating system for your company. (あなたの会社のためのAIオペレーティングシステムを構築しよう)

つまり、WindowsやmacOSが「パソコンの基本ソフト」であるように、Cloudflare OSは「AI時代の会社の基本ソフト」を目指しています。

なぜ「OS」なのか?

普通のAIツールは「個人が1人で使う」前提です。でも仕事には:

  • 会社独自の用語(「QBR」「商談フェーズ」など)
  • 手順(「レビューはこうやる」「稟議はこのフォーム」)
  • システム(GitHub・Salesforce・BigQuery・Notion…)

が必要です。毎回AIにゼロから説明するのは非現実的。

Cloudflare OSは、「会社の働き方をそのままAIに教え込める土台(OS)」だからこそ、全社員がAIを実務で使えるようになる——これがコンセプトです。


🏗️ Cloudflare OSの3つの構成要素

Cloudflare OSは次の3つでできています。

① エージェントワークスペースブラウザで動くAIの作業場会社の知識・スキルを搭載コードの実行環境も内蔵② セキュリティ基盤Gatekeeperで安全に社内接続初期アクセスはゼロ権限のない情報は共有不可③ アプリ基盤AIが作る業務アプリ共有・カスタマイズ可能ブループリントで再利用会話から始まって、ドキュメント・アプリ・ワークフローに育つ「チャットで頼んだ仕事」が「繰り返し使える資産」になる

① エージェントワークスペース(Agent Workspace)

  • ブラウザで使えるので、開発者でなくてもOK
  • エージェントの会話・状態・出力ファイル・リソースアクセスを1つのワークスペースに統合
  • 会社が集めた「スキル」と「コンテキスト(文脈)」が最初から搭載されている
  • 誰かが「より良いやり方」を見つけたら、みんなで共有できる

② セキュリティ・ガバナンス基盤

  • すべてのエージェントは「何もアクセスできない状態」からスタート
  • アクセスは都度「申請 → 承認」方式
  • Gatekeeper(ゲートキーパー)という専用ゲートが各社内システムとAIの間に立ち、認証・権限・監査を一元管理
  • 詳細は後述します

③ アプリプラットフォーム

  • 「ドキュメントじゃ足りない」ときに、AIが専用アプリを作ってくれる
  • 各アプリはフルスタック(画面+サーバー+データベース)で、共有するとチーム全員が使える
  • 「作り方を共有(ブループリント)」すれば、他の人が自分のコピーを作って改良できる

🔍 具体的に何ができる?5つの機能(Ask / Make / Build / Run / Share)

公式サイトには5つのデモタブがあります。それぞれの「できること」を見てみましょう。

01 Ask:会社のデータに質問する

AIに「今四半期、解約リスクが高いエンタープライズアカウントは?」と聞くと、BigQueryなどの社内データを直接検索・集計・分析して答えてくれます。

ポイントは、データをAIの「記憶」に全部入れなくても、コードを書いて必要な部分だけを検索すること。コストもセキュリティも効率的です。

02 Make:ドキュメント・スライド・表を作る

調査結果をそのままドキュメント・プレゼン・スプレッドシートに変換できます。

さらに重要なのは、出力が「静的ファイル」ではないこと。

  • ライブデータに接続したまま
  • 元データが変わると自動更新
  • Google Driveなどに書き出すことも可能

03 Build:ライブデータ連携のアプリを作る

表やドキュメントで足りないとき、AIが独自のUI・ロジック・状態を持つアプリを構築します。

例:「社内の予算管理ダッシュボード」「在庫チェックツール」など。複数人でリアルタイム共同作業も可能です。

04 Run:エージェントと定型ワークフローを実行

「毎朝、未読メールの要約をSlackに投げる」のような定型業務を、スケジュール実行・イベントトリガー実行できます。

全部をAIに任せる必要はなく、決まった手順はコード、判断が必要な部分だけAI、というハイブリッド構成が可能です。

05 Share:アプリとブループリントを共有

作ったアプリは2つの方法で共有できます:

  • アプリ自体を共有:チームが同じデータでリアルタイム共同作業
  • ブループリント(設計図)を共有:他の人が自分のコピーを作ってAIで改良

「機能リクエストを出す」のではなく、「自分で直す」文化が作れます。


🔒 セキュリティの仕組み:なぜ安全なのか?

Cloudflare OSの最大の売りは「安全に社内システムへアクセスできる」ことです。3つのキーワードで解説します。

① エージェントは「ゼロアクセス」から始まる

  • すべてのエージェント・アプリは最初は何も見えない
  • 特定のリソースへのアクセスを要求 → 人間が許可 or 拒否
  • 生成されたコードは、許可された「リソースへの束縛」だけを持つ

たとえば、許可されたコードはこんな形:

const issues = await env.PROJECT.listIssues({
  teamId: "ENG",
  state: "open",
});

env.PROJECT は「この特定のリソースを、このポリシーで使ってよい」という能力(ケイパビリティ)。認証情報(クレデンシャル)はエージェントから完全に隔離されます。

② Gatekeeper(ゲートキーパー)がすべてを仲介

Gatekeeper = 社内システムとAIの間に立つ「専用の門番」です。

  • サービス固有のAPI・リソース・操作を理解
  • OAuth認証を処理し、資格情報を預かる
  • ポリシーを適用(例:「このリポジトリのissuesは読めるが、ソースコードは読めない」「PRマージには承認が必要」)
  • 何を読んだか記録し、外部に影響のある操作を仲介

「GitHubアカウント全体」ではなく「この1リポジトリだけ」「issuesのみ読み取り」のような極小アクセスが実現できます。

③ ポリシーは「エージェントが見たもの」に追従する

ここが画期的なポイントです。

エージェントが機密テーブルを読んでダッシュボードを作ったとします。このダッシュボードを共有しても、元データを見る権限のない人には開けない仕組みです。

Cloudflare OSはエージェントが観察した全リソースを記録し、共有時に「その人も元データにアクセスできるか」をGatekeeperが再検証します。

  • 機密データを読んだ後は、外部への書き出しを制限
  • 新しいコラボレーターの招待も制限
  • 別のエージェントへの引き継ぎも制限

つまり「AIを経由すると権限が広がる」という問題を、プラットフォーム側で解決しています。


🧱 技術的な仕組み:アプリはどう動いているの?

すべてのアプリは「Worker」

Cloudflare OSで作ったアプリは、Cloudflareのエッジ基盤 Workers 上で動きます。

  • Dynamic Worker:必要なときだけ起動する軽量なサーバー(V8アイソレート)
  • Durable Object Facet:アプリごとに独立したSQLiteデータベースを持つ

専用サーバーやコンテナを用意しなくても、アプリごとに独立した実行環境とDBが自動で作られるのがポイントです。

ブラウザとサーバーはCap'n Webで接続

Cloudflareが公開したオープンソースのRPC(遠隔手続き呼び出し)システム Cap'n Web を使い、ブラウザからサーバーのメソッドを普通の関数のように呼べます。

そして重要なのは、エージェントも同じメソッドを呼べること。

自分で作ったツールを、AIエージェントがあなたの代わりに使ってくれる

「便利なアプリを作っておけば、AIがそれを自動で実行してくれる」——これがCloudflare OSの「ツールとエージェントの融合」です。


🏢 実際にCloudflare社内でどう使われている?

CloudflareのCIO(最高情報責任者)サム・レア氏のブログによると、社内では次のように活用されています。

社内導入のきっかけ:「マジックAIメール」

Cloudflareは最初、社員にAIツールをそのまま配るのではなく、「嫌な仕事を送るとAIがやって返すメールアドレス」を用意しました。

  • 社員は「この仕事やりたくない」をメールで送る
  • 裏では少人数チームがAIツールで処理
  • 数千回の依頼から「どんな仕事を自動化したいか」のパターンを収集

この実験で集めた「よくある仕事のパターン」が、そのままCloudflare OSのスキルとワークフローになりました。

エンジニア向け:コードレビューAI

社内では「Cloudflare Engineering Codex(コード標準集)」をAIに学習させ、コードレビューを自動化。

  • 過去4ヶ月で約25万件の潜在的な問題を検出
  • 16,000件のマージ(統合)をブロック
  • コードが書かれる前に約600件の設計上の問題を発見

「AIで悪いコードを早く書ける」ようになった時代に、「質を守る側」にもAIを活用した好例です。

5つの原則

Cloudflareが社内導入で定めた原則:

  1. AIは顧客との時間を増やすために使う(目的ありき)
  2. 全員にスーパーパワーを(開発者でなくても使えるUI)
  3. 成果の責任は人間にある(AIはツール・道具)
  4. 組織のコンテキストがモデルより重要(知識の質が勝負)
  5. AIを使っても権限は広がらない(最小権限の原則)

🚀 どうやって導入するの?(オープンソース版)

Cloudflare OSは無料で自分のCloudflareアカウントにデプロイできます。

必要なもの

  • Cloudflareアカウント(Workers・Access・AI Gatewayが使える状態)
  • GitHubアカウント

導入の流れ(概要)

  1. GitHubからクローンcloudflare/cloudflare-os(コア)と cloudflare/cloudflare-os-starter(導入テンプレート)を取得
  2. デプロイ:自分のCloudflareアカウントに数分でデプロイ可能
  3. カスタマイズ
    • サイト名・ロゴ・色を変更(/admin でノーコード)
    • 社内システムをGatekeeperで接続(Gmail・Google Docs・BigQuery・Linear・Notion・GitHubに対応、+自作可能)
    • 会社の用語・手順をスキルとコンテキストとして登録
  4. 社内展開:Cloudflare Accessでアクセス制御し、全社員に配布

すでに用意されている連携先

  • ✅ Gmail / Google Docs
  • ✅ BigQuery
  • ✅ Linear
  • ✅ Notion
  • ✅ GitHub
  • ✅ その他(Slack・Spotify・Home Assistant・ZoomInfoなど)

さらにMCP Server Portalsを使えば、既存のMCPサーバー(AIツール接続規格)もそのままCloudflare OSに取り込めます。


🔄 既存のCloudflare AI製品との違い

CloudflareのAI関連サービスが続々登場していますが、役割が違います。

製品誰向け役割
Cloudflare OS会社全体(全社員)AIエージェントとワークスペースのOS。会社の知識+システム接続+アプリ基盤
Monetization Gatewayサイト運営者Webページ・API・MCPツールに1回課金を設定する「売り手側」基盤
Cloudflare WalletsAIエージェントの購入者エージェントがステーブルコインで決済する「買い手側」財布
Workers / AI Gateway開発者コード実行基盤とAIモデル呼び出しの一元管理

Cloudflare OSは「仕事をする側のプラットフォーム」、Monetization GatewayとWalletsは「お金の流れを作る基盤」という位置づけです。合わせて読むと全体像が掴めます。


🤔 よくある質問(FAQ)

❓ 無料で使えますか?

ソースコードはApache 2.0ライセンスで無料公開されています。自分のCloudflareアカウントにデプロイすれば利用できます(Cloudflareの各種サービスの利用料金は別途発生する場合があります)。

❓ 開発者じゃなくても使えますか?

はい。ブラウザで動くので、コマンドラインやターミナルの知識は不要です。Cloudflare社内でもエンジニア以外の多くの部署が日常的に使っています。

❓ どのAIモデルが使えますか?

任意のモデルが使えます。すべての推論はCloudflare AI Gatewayを通るので、組織として「どのモデルをどの仕事に使うか」を一元管理できます。高価なフロンティアモデルは難しい仕事だけに使う、といったコスト制御も可能です。

❓ 既存のMCPサーバーは使えますか?

はい。MCP Server Portalsを使えば、既存のMCPサーバーをCloudflare Accessのポリシー下でそのまま利用できます。

❓ セキュリティは本当に大丈夫?

「AIを使っても社員の権限は広がらない」を原則に設計されています。エージェントはゼロアクセスから始まり、Gatekeeperが認証・ポリシー・監査を担当。観察ログに基づいて共有時の再検証も行われます。

❓ 日本語のコンテキストやスキルは作れますか?

はい。会社の用語・手順・ベストプラクティスを日本語のままスキルとコンテキストとして登録できます。「会社の働き方」をそのままAIに教え込めるのがCloudflare OSの強みです。


🔮 まとめ:AI時代の「会社のOS」がオープンソースで登場

Cloudflare OSは、「全社員にAIエージェントとワークスペースを提供する会社のOS」です。

  • 🔍 Ask:社内データを調査・分析
  • 📄 Make:ドキュメント・スライド・表を自動作成
  • 🧩 Build:ライブデータ連携の業務アプリをAIが構築
  • ⚙️ Run:定型ワークフローを自動実行
  • 🤝 Share:アプリとブループリントを共有

そして、「ゼロアクセスから始まる」セキュリティ設計と、「会社の知識をAIに教え込む」コンテキスト基盤が、個人のAIツールとの決定的な違いです。

オープンソースで公開されているので、自分のCloudflareアカウントに数分でデプロイして試せます

「AIを個人で使う」から「AIを会社全体で使う」時代への転換点。Cloudflare OSはその先頭を走る存在と言えます。


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